ニュースリリース

2009年01月13日
大鵬薬品工業株式会社
鳥居薬品株式会社

制吐剤の販売を鳥居薬品に一本化 「セロトーン®静注液10mg」「セロトーン®錠10mg」

大鵬薬品工業株式会社(以下大鵬薬品 本社:東京都、社長:宇佐美 通)は、5-HT受容体拮抗薬(制吐剤)「セロトーン®静注液10mg」及び「セロトーン®錠10mg」の販売並びに情報提供活動を2009年3月末をもって、中止することになりましたのでお知らせします。

現在、5-HT3受容体拮抗薬(制吐剤)「セロトーン®静注液10mg」(一般名:塩酸アザセトロン注射液)及び「セロトーン®錠10mg」(一般名:塩酸アザセトロン錠)につきましては、鳥居薬品株式会社(以下鳥居薬品 本社:東京都、社長:松尾 紀彦)と2社で共同販売しておりますが、2009年3月31日をもって大鵬薬品が販売を終了することに伴い、販売を鳥居薬品に一本化するものです。 5-HT3受容体拮抗薬「セロトーン®静注液10mg」及び「セロトーン®錠10mg」は、吉富製薬株式会社(現 田辺三菱製薬株式会社)と日本たばこ産業株式会社が共同で開発を行い、日本たばこ産業株式会社が製造販売承認を取得した制吐剤です。

セロトーン®静注液10mg及びセロトーン®錠10mgの概要

セロトーン®静注液10mg セロトーン®錠10mg
有効成分(活性成分)の含量 塩酸アザセトロン10mg 塩酸アザセトロン10mg
効能・効果 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐) 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
用法・用量 通常、成人には塩酸アザセトロン10mgを1日1回静脈内投与する。また、効果不十分な場合には、同用量を追加投与できる。ただし、1日量として20mgを超えないこととする。 通常、成人には塩酸アザセトロンとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1回15mgを超えないこととする。
包装 2mL 5管 10錠(10錠×1シート PTP包装)
販売開始 2007年12月
注)セロトーン®注として、1994年4月販売開始
1999年10月
薬価基準 10mg2mL 1管 6,107.00円 10mg1錠 1,582.20円
製造販売元 日本たばこ産業株式会社 日本たばこ産業株式会社

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