ビタミンアドバイス

「サプリメント大国アメリカ」その実態は?

多くの家庭でビタミンのサプリメントが常備され、日常的に利用する人が多いアメリカは「サプリメント大国」と呼ばれています。積極的にサプリメントでビタミンを摂る人は日本にもいますが、アメリカほどではありません。そのため「ビタミン摂取において、日本はアメリカに遅れている」と考える人も少なくないようです。しかし、サプリメントを利用する人が多いからといって、ビタミン摂取の面で進んでいるとは、一概には言えません。

サプリメントの利用状況が異なる理由として、病気の予防に対する意識の差が挙げられます。その差を生んでいるのが、両国の健康保険制度の違いです。原則として全員が公的な健康保険に加入する日本で根強いのが、「病気になったら病院へ行けばいい」という考え。一方、民間の健康保険が主流のアメリカでは、加入状況によって医療費が高額になることもあり、「病気にならないように自己管理しよう」という意識が自然と高まります。その結果、サプリメントの利用が盛んになったと考えられます。
野菜や果物、穀類など、新鮮な食材が豊かな日本では、バランスのよい食事をしていれば、一定量のビタミンを摂ることができます。また、日本人はアメリカ人より魚の摂取量が多く、歯や骨の健康を保つビタミンDなども、自然に摂取できています。サプリメント大国になる必要がない日本こそ、ビタミン摂取において進んだ国だといえるもしれません。

「サプリメント大国アメリカ」その実態は?

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