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阿波踊り体操 誕生秘話

糖尿病死亡率が1位だった徳島県

徳島県は1993年から2006年まで、糖尿病死亡率が14年間連続で全国1位でした。こうした状況から、糖尿病をはじめとする生活習慣病対策は徳島県にとって緊急課題となっていました。
2003年の徳島県県民健康栄養調査などから糖尿病が多い要因のひとつとして、日常的な運動不足が考えられました。移動手段をクルマに頼らざるをえないという社会環境が主な原因となり、1日当たりの歩数は全国平均より約1000歩も少なかったのです。

徳島県の生活習慣病への挑戦が始まった

このことから徳島県では県民に対して注意を喚起するとともに、健康づくりの意識を高めるために、2006年1月には徳島県内各層50団体からなる「みんなでつくろう!健康とくしま県民会議」を設立。「みんなでつくろう!」をキーワードに、徳島県民総ぐるみによる「健康とくしま運動」を推進することとなりました。この運動を進めるにあたり、運動や食事を通して健康づくりを実践するための具体的な手段「健康づくりサポートツール」の開発が計画され、徳島ならではの郷土文化「阿波踊り」に着目することになりました。

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阿波踊り体操の誕生

阿波踊りのエネルギッシュな動きには「運動」の観点から見て、とても優れた要素が含まれていました。
この動きを取り入れることで子供から高齢者までが健康増進のため、それぞれの状態やレベルに応じて日常的に楽しめる体操の開発ができないだろうか。徳島大学 大学開放実践センターの田中俊夫教授を中心に、さまざまな角度からの検討が行われました。そして2006年ついに誕生したのが「阿波踊り体操」なのです。

さらなる普及を目指して

完成した「阿波踊り体操」の講習会は徳島県内の各所で開催されて大成功を納めました。徳島市では東新町、籠屋町、銀座の各商店街で、阿波踊り体操と20分間のウォーキングが毎日行われるなど、「阿波踊りを楽しみながら健康づくり」というコンセプトは着実に根づきはじめています。3分間でできる「基本編」のほかに高齢者の方もできる「シニア編」があります。さらに2009年には「メタボ編」「トレーニング編」「リハビリ編」の目的別バージョンも完成しています。
全国メディアにも取り上げられて大きな反響を得たほか、評判は海外にまでおよび2007年にはロサンゼルスでも講習会が開催されるなど、世界的に注目されています。

なるほどね~。地域の健康づくりに役立っているんだね。

田中先生の実験から健康に効果があるってことがわかってきたんだよ。