二日酔い対策本部24時

大鵬薬品

報告3 二日酔いの注意点 お酒の適量が明らかに!篇

緊急!緊急!二日酔いに対して無防備のまま歓楽街へと向かう20代男性を発見!現場に急行せよ!

カンゾー カンゾー:

空腹のままお酒を飲もうとしてた20代の男性が、「今日は日本酒を3合飲む!」と息巻いている
ところを無事確保しました。
本部長 本部長:



空腹で飲酒をすると、アルコールが胃を素通りして小腸に流れ込んでしまう。
小腸はアルコールの吸収が速いから、血中濃度の上昇が加速してしまって、悪酔い・二日酔いの原因になって
しまうんだ
(※樋口進ほか(編).健康日本21推進のための「アルコール保健指導マニュアル」.社会保険研究所,東京,2003.)
イーチャン イーチャン: 日本酒3合も多いわよね。とても適量とは思えないわ。
カンゾー カンゾー: でも、人によって"適量"って違うんですよね?
本部長 本部長:

確かに。報告1でも話したように、酒量と肝臓の代謝能力は人によってさまざまだ。
ただ目安としての"適量"というのはきちんと決まっているんだ。“適量”というのはな…。

飲酒の適量とは?

厚生労働省が定める「節度ある適度な飲酒」量は、純アルコールで1日平均20グラムです。健康な成人男性の場合、肝臓で処理できるアルコールの量は1時間に7グラム程度とされるので、3時間程度で分解できるアルコールの量に相当します。イーチャンの適量は男性の6割程度とされています。純アルコール20グラムをお酒の種類ごとに換算すると、以下の通りです。

日本酒=1合 ビール=中瓶1本 ワイン=グラス2杯 焼酎=お湯割り1合(焼酎6:お湯4の場合) ウィスキー=ダブル1杯 (※「健康日本21」中間調査報告書平成19年4月10日 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会)

本部長 本部長: …ということだ。
カンゾー カンゾー: これは楽しいお酒を飲む目安として、覚えておくといいですね。
本部長 本部長: そうだな。あとは『ほろ酔いを持続させるための酒量』の計算式も知っておくといいかもしれないぞ。

ほろ酔い計算式

好きなN時間だけほろ酔いを持続するための酒の量=1000×体重kg÷(アルコール度数%×12)+(15×体重kg÷アルコール度数%)×(N-1) (※佐藤信:酒を楽しむ本;講談社1973.)

イーチャン イーチャン: 私の場合体重50キロだから、アルコール度数11%のワインを飲んで1時間だけほろ酔いを
持続させるには…

1000×50kg÷(11%×12)+(15×50kg÷11%)×(1-1)=379ml

ってことね!
本部長 本部長: うむ、そういうことになるな。
イーチャン イーチャン: 本部長、そもそも“ほろ酔い”って、どういう状態のことを言うんでしょう?
本部長 本部長:



うん。酔いの程度は爽快期・ほろ酔い期・酩酊期・泥酔 期・昏睡期の5段階にわけることが出来て、
その2段階目がほろ酔いだな。
日本酒だと1~1.5合、ビールだと大瓶1~2本程度の酒量でほろ酔いになると言われている。
(※社団法人アルコール健康医学協会『適性飲酒の手引き』)
カンゾー カンゾー: お酒を飲んで楽しい気分になれる段階ですね。
本部長 本部長: 他にも『二日酔いをしない飲酒量』の計算式というのもあるんだ。

二日酔いしない計算式

二日酔いしない飲酒量ml=15X体重kgX飲み始めて翌朝までの時間÷(エタノール度数X0.8) (※佐藤信:酒を楽しむ本;講談社1973.)

お酒の種類別エタノール度数 ビール4.5~6% 日本酒15~16% ワイン11~13% ウイスキー37~43% 焼酎20~25% チューハイ3~8%

本部長 本部長:




体重70キロのカンゾーが、日本酒を飲み始めて翌朝まで10時間だとすると、

15×70kg×10h÷(15%×0.8)=875ml

ということになるな。
イーチャン イーチャン: 飲酒にまつわる数字や計算式を知っているか知らないかで、お酒との向き合い方が変わりますね。
カンゾー カンゾー:

二日酔いのメカニズムや誤解・迷信、二日酔いに効果的な食品、楽しくお酒を飲むための計算式。
二日酔いに対する意識がだんだん変わってきました。
本部長 本部長: よし!それでいい!!じゃあ、次の被害者も確実に救うんだぞ!
カンゾー イーチャン カンゾーイーチャン:はい!行ってきます!!

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