- ティーエスワン＋ゲムシタビン併用療法と、ティーエスワン＋ゲムシタビン＋シスプラチン併用療法をはじめるときに注意する薬はありますか？
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ティーエスワンには、一緒に使用すると副作用が増強したりする薬（飲み薬）があります。
これらの薬もあなたの病気の治療に必要と考えて処方された薬ですので、現在、このような薬を使用している場合には担当の医師・薬剤師に忘れずに伝えてください。
なお、ティーエスワンには一緒に使用してはいけない薬（併用禁忌薬）があります。詳細については、併用禁忌薬をご参照ください。注意が必要な薬 薬 作用 症状 ワルファリンカリウム
（血液を固まりにくくする薬）ワルファリンカリウムの作用が強まることがあります。 皮下出血、歯肉出血など、出血しやすくなることがあります。 フェニトイン
（てんかんの薬）フェニトインの作用に影響をあたえることがあります。 吐き気、眼振（自分の意志とは関係なく眼球が動くこと）、運動障害、けいれんなどが起きることがあります。 ロンサーフ*
（抗がん剤）ロンサーフの作用を強める可能性があります。 重篤な骨髄抑制などの副作用が発現するおそれがあります。 *トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤
- 副作用がつらくなったら、休薬期間でなくても、治療をお休みすることはできますか？
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ティーエスワン＋ゲムシタビン併用療法と、ティーエスワン＋ゲムシタビン＋シスプラチン併用療法は無理なく継続することで、より良い効果が期待できます。
副作用がつらい場合には休薬期間でなくても、治療をお休みすることができますので、気になる症状がありましたら、担当の医師にご相談ください。治療は無理なく、いつもの生活をしながら続けることが大切です。治療のお休みや再開のタイミングについては、担当の医師と相談しましょう。
- 副作用を軽くするための支持療法って何ですか？
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支持療法とは、治療前や治療後に、抗がん剤の副作用を軽くするために吐き気止め（制吐剤）などの薬を使用することです。
吐き気や嘔吐を予防・治療するために、吐き気止め（制吐剤）、下痢の治療に下痢止め（止瀉剤）、発熱の治療に解熱鎮痛剤、抗菌剤などを使用します。
支持療法の薬や使用する時期は患者さんにより異なりますので、詳しくは医師、看護師または薬剤師におたずねください。
- ティーエスワンはどのように保管すればよいですか？
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決してあなた以外の人がまちがえて飲むことのないように気をつけてください。
とくに、小さいお子さんのいる場合にはお子さんの手の届かないところに保管してください。- OD錠はピーチ風味でお菓子と間違えやすいため、お子さんの誤飲に注意してください。
- 直射日光のあたるところ、車の中など高温になるところ、湿気が多いところをさけ、できるだけ涼しいところに室温で保管してください。
- 医療費が高額になった場合、治療が続けられるかどうか心配です。
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病気やケガなどで治療にかかる医療費が高額になり、同一月（1日～末日）の医療費が一定額（自己負担限度額*）を超えた場合は、「高額療養費制度」による医療費助成が受けられます。
詳しくは病院の相談窓口か、健康保険証に記載されている保険者にお問い合わせください。
*自己負担限度額とは、被保険者や被扶養者が支払う一部負担金の上限金額です。年齢や所得に応じて決定されます。
