家飲みを楽しく過ごすためのポイント!
食べ過ぎ飲み過ぎには注意

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家飲みを楽しく過ごすためのポイント!食べ過ぎ飲み過ぎには注意

コロナ禍により私たちの毎日は、さまざまな部分で大きな変化を遂げました。ニューノーマルな生活様式において、感染対策のために家でお酒を楽しむ「リモート飲み」も主流となりました。皆さんは、家飲みや久しぶりの外食の場で、楽しい時間を過ごすうちにうっかり“食べ過ぎ・飲み過ぎ”になっていませんか。せっかくの食事やお酒の席を良いひとときにするために、今回はつらい胃の症状の予防・解決法をご紹介します。

家飲みや久しぶりの外食の注意点!

レストランや居酒屋、バーなど飲食店での飲み会が少なくなったことからいつもより飲酒量が減ったという人がいる反面、終電を気にせずゆったりと楽しめるリモート飲みや家飲みでは、いつもより飲み過ぎていることに気づかないなんてことも。なんだかお酒が早く回るようになった気がする…と感じる人も多いのではないでしょうか。もちろん飲食店での飲み会も、久しぶりだからといって勢いよく食べたりせずに、自分の体のことを気にかけたいものです。
飲食店や家を問わず、食事やお酒の席を万全の状態で楽しむために、“飲み過ぎ・食べ過ぎ”には注意しましょう。

まずは予防が大切!つらい胃の症状が出る前に

そもそも胃に負担をかけて、胃もたれを起こす大きな原因は“飲み過ぎ・食べ過ぎ”によるもの。まず胃もたれを予防するためにもっとも大切なことは、暴飲暴食を避けることです。
お酒を飲んでいると揚げ物やおつまみに手を伸ばしがちですが、食物繊維の豊富な食材や脂肪の少ないものを煮込んだメニューなど、消化にいいものを選ぶのもひとつのポイント。
また、ついやってしまいがちになるのは、早食いです。早食いでは満腹中枢も刺激されにくいことから、食べ過ぎになってしまう傾向があります。よく噛んで食べることは消化の手助けにもなるので、食事はなるべくゆっくり時間をかけて楽しむよう心がけてみてください。
また、お酒を飲む時には水分補給も忘れずに。乾杯前や飲み会終了後、あるいは就寝前には必ずコップ一杯の水を飲むなど、ちょっとした習慣を意識することによって、二日酔いの予防策になります。

胃もたれや二日酔いになってしまったときには

翌朝、目が覚めると「胃が重苦しい」「頭がズキズキする」そんな症状が出ていませんか?
気をつけながら楽しんだはずでも、胃もたれや二日酔いになってしまう日はあります。休日にゆっくりと体を休められる日なら良いものの、家事や仕事がある日を乗り越えるのはつらい状態です。そこで、胃もたれや二日酔いの具体的な対策について見ていきましょう。

・胃もたれやムカムカする胸やけには

胃もたれを感じるのは、胃の働きに対して、消化にかかる負担が大きくなってしまっている状態だから。食べ過ぎによって引き起こされる胃もたれは、消化不良で胃に食べ物が停滞する影響で引き起こされます。疲れている胃に、冷たい水を飲むことはなるべく避けましょう。白湯、もしくは常温の水を飲んで安静にすることで、分泌され過ぎた胃酸を薄め、つらい症状をやわらげてくれます。また、胃もたれ後の食事は、おかゆや野菜スープなど温かいあっさりしたものを食べましょう。

・飲み過ぎによる二日酔いには

二日酔いによるズキズキとした頭痛の原因は、お酒が体内で分解される過程で発生する“アセトアルデヒト”だと考えられています。
そのため、起床して頭痛を感じる場合には、まず水分補給をしてください。飲酒は体内に入ってくる水分量と体外に出る水分量が一定に保たれるバランスを崩し、脱水症の状態を引き起こしやすくなります。また、アルコールは利尿作用があり、飲酒量以上に水分が体外に排出されてしまいます。アルコールを分解するためには水分を必要とするので、お酒を飲んで寝る前や起床時には、体に吸収されやすいスポーツドリンクや経口補水液を飲むことがおすすめです。

つらい胃の症状の解消に胃腸薬という選択肢

通常、胃もたれや二日酔いといったつらい症状は時間とともに解消されていきます。しかし、つらい状態をなるべく避けたい、あるいは症状が出た後は早めにすっきりしたい。そんな時には、ぜひ胃腸薬を活用してみましょう。最近ではさまざまな種類が発売されているため、どれを選べばいいのか悩んでしまうかもしれません。まずは自分の症状に合うものを選び、説明書をよく読みましょう。服用するタイミング(食前/食間/食後)、服用を避けた方がいい場合など、使用上の注意点を必ず確認するようにしましょう。楽しい時間を過ごすために、家飲みや外食を問わず、自分の症状の傾向や状態に合わせて用意しておきましょう。

まとめ

時間を気にせず楽しめる家飲みでは、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしがちです。いつもと同じように楽しんでいるつもりでも、胃もたれや二日酔いを招くこともあるので、注意して楽しんでください。もし食べ過ぎたり飲み過ぎたりした場合は、水分補給を忘れないようにしましょう。胃酸を薄め胸やけが防げるだけでなく、二日酔いにもなりにくくなります。また胃を酷使しすぎている方は胃腸薬で胃をケアしてあげるのもおすすめです。

【監修】樋口 俊哉

【監修】樋口 俊哉 消化器内科医として市民病院、総合病院で研鑽を積んだのち、2018年春に実家の医療法人聖俊会樋口病院副院長に就任。
病院併設の健診センターの立ち上げから携わり、センター長として活躍中。予防医療を中心に、早期発見、早期治療に対して全力で取り組んでいる。
また、2019年春にグロービス経営大学院を卒業しMBAを取得。次期院長として、病院経営においても手腕を発揮している。
日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本医師会産業医、日本内科学会認定医、日本人間ドック認定医、人間ドック情報管理指導士。