腸の粘膜が薬により傷害を受け、下痢が起こることがあります。
下痢が続くと脱水症状になりやすいので、注意が必要です。
ふだんの便通状態をチェックしておきましょう
※下痢によって、電解質(ナトリウム、カリウムなど)が水分と一緒に排泄されてしまいます
口の粘膜が薬の影響を受け、口内炎があらわれることがあります。
薬の影響を受けて、むかついたり、場合によっては吐いてしまうことがあります。



薬の影響を受けて、食欲が一時的に低下することがあります。
食事や水分がとれなくなると脱水になりやすいので注意が必要です。
皮膚や爪・指先などが褐色や黒色になります。
直射日光で色素沈着が増強されます。
薬の影響を受けて、皮疹(発疹)があらわれることがあります。
肺の間質という部分におもに炎症が起こり、肺の機能が低下することがあります。あらわれる頻度は300人に1人程度ですが、注意が必要な副作用です。
せき、息切れ、発熱など、かぜによく似た症状が起こることがあります
かぜをひいたと自分で判断しないで、すぐに担当の医師に連絡しましょう
涙がでたり、目の充血、目が痛い、物が見えにくい、目がかすむ、目がかわく、結膜炎、角膜炎、涙道閉塞(涙が流れる管がつまる)などの症状あらわれることがあります。
目の症状が気になるときは、なるべく早く担当の医師に相談しましょう
症状によっては、眼科検査と治療を行う必要があります
次のような症状に気づいた場合も、いったん飲むのをやめて、すぐに担当の医師に相談してください。
| 神経 | しびれ、舌のもつれ、歩行時のふらつき、物忘れがひどくなる |
|---|---|
| 嗅覚 | においがわかりにくい |
| 心臓 |
胸が痛む、動悸、脈拍が不規則になる
|
| 肝臓 | からだがだるい、目や皮膚が黄色くなる |
| 腎臓 | 尿量が減る、尿の泡立ちの増加、顔や手足などがむくむ、血尿 |
| 消化器 | 血便(黒色の便) |
| 皮膚 | やけど様の水ぶくれ、口や目の粘膜のただれ |
| 筋肉 | 手足に力が入らない、筋肉が痛い、尿が赤黒い |