Q&A

Q1.他にも治療中の病気があるのですが・・・。

ヨンデリスの投与によって、現在治療しているがん以外の病気が悪くなることがあります。
次の病気やお薬で治療を受けたことがある人、または現在治療中の人は、担当の医師に忘れずに伝えてください。

血液の病気、肝臓の病気、感染症(HIV、肝炎ウイルスを含む)、心臓の病気、アントラサイクリン系薬剤による治療

Q2.治療中に日常生活で気をつけることはありますか?

外出・旅行について

白血球/好中球が減っていなければ、無理をしない程度での外出や旅行は、治療中の気分転換となり、ストレス解消にもなります。
なお、緊急時の対処法などを担当の医師に相談しておくことをおすすめします。また、外出先ではケガや転倒に気をつけ、外出先から戻ったときには、うがいや手洗いをして感染予防を心がけましょう。

妊娠・性生活について

妊娠を希望される場合は、担当の医師または看護師に相談してください。ヨンデリスによる治療を受けている間は、女性・男性ともに避妊をし、出血や感染症にも気をつけましょう。
妊娠中または妊娠の可能性がある女性には、ヨンデリスを投与できません。また、ヨンデリス投与中は授乳を中止してください。

食事、サプリメント、市販薬、民間療法について

セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ) セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)は、ヨンデリスの効果に影響する可能性がありますので、治療中は摂取を控えてください。
他にもお薬の副作用を強くしたり、効果を弱くしたりするものがありますので、利用する前には担当の医師や看護師、薬剤師に相談しましょう。
  • セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ):落ち込んだ気分の改善やストレス緩和に効果があるとされているハーブの一種で、薬局などでサプリメントとして売られています。

Q3.ヨンデリスによる治療はどのくらい続きますか?

ヨンデリスによる治療は、副作用が強く現れていないこと、お薬の効果が確認できていることを踏まえて、担当の医師がその継続を判断します。

Q4.他の病院でお薬を処方してもらう場合や、薬局でお薬を買う場合に気をつけることはありますか?

ヨンデリスの治療期間中には、服用する際に注意が必要なお薬があります。現在服用中のお薬がある場合、また、新たに他のお薬を使用する場合は、事前に担当の医師や看護師、薬剤師に相談してください。

Q5.がんの治療にはお金がかかると聞いています。心配です。

高額療養費制度を利用すると、医療機関の窓口での支払いが自己負担限度額内で済んだり、一旦支払った金額の一部を払い戻してもらえるなど、経済的な負担を軽減することができます。
自己負担限度額は年齢(70歳以上か未満か)、所得の水準によって異なります。利用できる助成制度や手続き方法の詳細については、病院の相談窓口か健康保険証に記載されている保険者までお問い合わせください。

  • 自己負担限度額とは、被保険者や被扶養者が支払う一部負担金の上限金額です。年齢や所得に応じて決定されます。

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