ニュースリリース

2005年10月26日
大鵬薬品工業株式会社

β-ラクタマーゼ阻害剤配合注射用抗生物質「YP-18」の共同開発開始のお知らせ

大鵬薬品工業株式会社(社長: 宇佐美 通)と富山化学工業株式会社(社長:中野 克彦)は、大鵬薬品が開発したβ-ラクタマーゼ阻害剤「タゾバクタム」に、富山化学が開発したペニシリン系抗生物質製剤「ピペラシリン」(商品名:「ペントシリン」)を1:8で配合した「YP-18」の共同開発を開始いたしましたのでお知らせいたします。

「YP-18」は、大鵬薬品の「タゾバクタム」導出先である米国ワイス社により、米国をはじめ世界80数カ国で発売され、米国胸部学会の診療ガイドラインで院内肺炎に推奨されるなど、世界的な標準的治療薬として高く評価されている注射用抗生物質製剤です。

国内では、すでにタゾシン(タゾバクタムとピペラシリンの1:4配合剤)が承認されておりますが、国内の医療現場からの要望もあり、海外の標準用法・用量で、肺炎、尿路感染症、敗血症、小児感染症等の効能取得を目指し、 2007年中の製造販売承認申請を見込んでいます。

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