ティーエスワン/カルボプラチン療法

注意が必要な副作用

副作用には治療を開始してからすぐに症状があらわれるものや、治療開始後しばらくしてからあらわれるものがあります。副作用はすべての患者さんに同じようにあらわれるものではなく、症状や程度も異なります。
吐きけや嘔吐などは患者さんご自身でもわかりますが、骨髄抑制(血液系の副作用)は患者さんご自身では判断しにくいので注意が必要です。あらかじめ予想される副作用を知って対策をたてておけば、予防したり、適切に対処することができ、症状を軽くすることもできます。ここではティーエスワン/カルボプラチン療法で発現しやすい副作用や、発現率は低くても注意が必要な副作用などをまとめました。よく読んで十分理解するようにしましょう。
また、普段の状態と違う症状があらわれた場合は、すぐに担当の医師に連絡しましょう。

発現しやすい副作用と発現時期の目安

  • 発現しやすい副作用と発現時期の目安の説明図