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Lesson

乾燥肌は
内側から整える

今日からできる生活習慣

いつもの暮らしのなかに、肌を整えるヒントがあるかもしれません

肌のカサつきや乾燥、かゆみが気になるとき、「空気が乾いているからかな」「最近、肌の調子が変わってきたかも」と感じることはありませんか。

保湿はしている。それなのに、なぜか乾燥が気になる。そんなときは、何気なく続けている毎日の習慣にも目を向けてみると、思い当たることがあるかもしれません。

しっかり洗った方が清潔だと思って、からだをゴシゴシ洗う。熱めのお湯に長く浸かる。かゆいところを、つい掻いてしまう。どれも特別なことではなく、誰でもしてしまいがちなことです。

いつもの暮らしを少し振り返り、肌にとって心地よい形に整えていくこと。乾燥やかゆみが気になる肌には、そんな小さな見直しが、毎日のケアの入り口になります。

出典:日本皮膚科学会/日本アレルギー学会 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021」

ついついやってしまっている日常でのNG習慣

  • 熱いお湯やゴシゴシ洗いに
    気をつける

  • 保湿を
    “あとで”にしない

  • かゆいところを
    掻き続けない

  • 肌に触れるもの
    過ごす環境を見直す

その“さっぱり感”、乾燥が気になる肌には負担かも

一日の終わりに、熱めのお湯にゆっくり浸かる。からだもタオルでしっかり洗って、さっぱりする。そんなお風呂の時間が好きな方も多いはずです。

ただ、乾燥が気になる肌には、熱いお湯や強いこすり洗いが負担になることがあります。ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強いボディソープを使い続けたりすると、肌が乾燥しやすくなることもあります。

汚れを落とすことは必要ですが、「しっかり洗う」ことと「強くこする」ことは別のもの。泡でなでるように洗う、お湯を熱くしすぎないなど、いつもの入り方を少し変えるだけでも、肌への負担を減らすことにつながります。

保湿剤はあるのに、塗るタイミングを逃していない?

お風呂上がり、とりあえずパジャマを着て、子どもの髪を乾かしたり、残った家事を片付けたり。「あとで塗ろう」と思いながら、そのまま忘れてしまうことはありませんか。

保湿剤を持っていても、「いつ使うか」が決まっていないと、意外と後回しになってしまうものです。

入浴後は、肌の水分がとくに逃げやすいタイミング。タオルで水分をふいたら、早めに塗っておきたいところです。

すぐ手に取れる場所に保湿ケア用品を置いておく。よく使う場所に分けて置いておく。生活の流れの中に保湿するタイミングをつくっておくと、毎回「塗らなければ」と意識しなくても取り入れやすくなります。

保湿を特別なケアにせず、歯みがきのように普段の流れに組み込んでおくのも、続けるためのひと工夫です。

肌着のチクチク、エアコンの風。
心当たりは?

入浴や保湿には気をつけていても、一日中身につけている服や、長い時間を過ごす部屋の環境までは意識していないこともあります。

チクチクする肌着や、締めつけの強い衣類。寝具との摩擦。エアコンの風が直接肌に当たる部屋。こうした身近なものが、肌への刺激として感じられることがあります。
肌に直接触れるものは、やわらかく心地よい素材を選ぶ。室内が乾燥しやすいときは、加湿や空調の風向きを意識する。汗をかいたらそのままにせず、やさしく拭いたり、湿った衣類を着替えたりする。

肌のことを考えるときは、「何を塗るか」だけでなく、「何に触れているか」「どんな環境で過ごしているか」まで少し視野を広げてみると、見直せることが見つかるかもしれません。

「掻かない方がいい」とわかっていても、手は伸びる

かゆみを感じると、無意識に手が伸びてしまうものです。「掻かない方がいい」とわかっていても、気づけば同じところを触っている。

掻くことで肌に刺激が加わると、かゆみがさらに気になり、また掻いてしまう。そんな流れが続くことがあります。
だからといって、ひたすら我慢するだけではなかなか続きません。肌に触れるものや環境を見直すことに加えて、爪を短く整えておく、かゆみを感じやすい部分には保湿ケアを取り入れるなど、「掻かない」以外にできることを用意しておくのもひとつです。

できることから、肌にやさしい習慣へ

熱いお湯を少しぬるめにする。ゴシゴシ洗わない。保湿を後回しにしない。肌に触れるものを見直してみる。

すべてを一度に変える必要はありません。「これならできそう」と思うものから。

そして、乾燥やそれに伴うかゆみが気になる肌には、生活習慣の見直しとあわせて、肌の状態に合った外側からのケアも取り入れたいところです。

広い範囲の乾燥が気になるときは、サッと塗りやすく、毎日のケアに取り入れやすい使用感のものを選ぶのもよいでしょう。
まずは今日、いつもの習慣を振り返ってみましょう。難しいことは、ひとつもありません。

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