グローバル展開

世界の患者さんの期待に応える、真のグローバル・スペシャリティファーマへ

大鵬薬品は、日本の経口抗がん剤のパイオニアとして、これまで国内随一ともいえるエビデンスを創出し、より良い治療法の確立に貢献してきました。2000 年代の初頭からは、グローバルな研究・開発を進め、米国における自社販売体制の実現やその他地域における販売網の拡大など、世界の患者さんの笑顔のために、さらなるグローバル化を積極的に推進しています。

  • Global Specialty Pharma がん領域におけるグローバルトップ10カンパニーを目指す
  • Research & Development
    パイプラインの拡充と医療機関、研究機関との連携強化により、創薬・開発のスピードアップとグローバル化を推進
  • Marketing
    米国・欧州・アジア各国とのグローバルネットワークを構築。画期的な新薬と良質な情報の提供により、世界の医療への貢献を目指す
  • Production
    米国・欧州などの国際的な水準を満たした生産体制で安全で高品質な医薬品をグローバル市場へ供給

大鵬薬品

国内外の大鵬グループ 統括機能を設置

国・地域・機能の違いを鳥瞰し、グローバルオペレーション全体の最適化を行うGCCO(Global Chief Corporate Officer)およびGCMO (Global Chief Medical Officer)を任命しています。東京本社にて、GCCOの下に設置された部門は国内外の大鵬グループ全体のコーポレート業務の最適化を図り、GCMOの下に設置された部門は、全体最適の観点からグローバルな視点でポートフォリオ戦略を立案しています。

TAIHO ONCOLOGY, INC.

2002 年にグローバル開発拠点として、TAIHO PHARMA U.S.A.,INC(現TAIHO ONCOLOGY, INC. )を米国プリンストンに設立しました。厳選された専門家チームが、日本の大鵬薬品の社員と協力しながら、欧米の医療専門家および医療専門団体とともに、がん治療に貢献できる新薬のグローバル開発を進めています。その中で、2015 年に米国FDAより、大鵬としては北米で初めての製品として「ロンサーフ」(米国での製品名「LONSURF 」)が承認を取得。以降、同社が本剤を販売しています。

TAIHO VENTURES, LLC

2016 年、米国カリフォルニア州にバイオベンチャーへの出資を行うコーポレートベンチャーキャピタルTAIHO VENTURES, LLCを設立しました。主にがん領域において、革新的な新薬の研究開発や創薬基盤技術の開発を行っている国内外の有望なバイオベンチャーへの投資を行うとともに、大鵬薬品がこれまで経口抗がん剤のパイオニアとして培ってきたリソースを活用し、ベンチャー企業の発展を支援しています。
大鵬薬品はTAIHO VENTURES, LLCを通じて、有望なベンチャー企業との提携機会を探り、開発パイプラインの拡充や革新的な創薬基盤技術の取得を目指しています。

TAIHO PHARMA CANADA, INC.

2 0 1 6 年、カナダにおける医薬品事業の拠点としてTAIHO PHARMA CANADA, INC.を設立しました。2018 年、カナダ保健省より「ロンサーフ」(カナダでの製品名「LONSURF 」)が承認を取得後、同社がカナダで本剤を販売しています。

TAIHO PHARMA EUROPE, LTD.

2009 年、欧州の開発拠点としてTAIHO PHARMA EUROPE,LTD.をイギリスに設立しました。日米の研究開発の専門チームと緊密に連携しながら、欧州における抗がん剤の販売承認取得を目指して、臨床開発プログラムの管理と薬事関連業務のサポートを行っています。
欧州では、進行性胃がんの治療薬として2011 年に承認された「ティーエスワン」(欧州での製品名「Teysuno 」)を、提携先のノルディック社(オランダ)を通じて販売しています。また、進行・再発の結腸直腸がん治療薬「ロンサーフ」(欧州での製品名「LONSURF 」)について、2015 年にセルヴィエ社(フランス)と、欧州・その他地域(北米・アジア以外)における開発および商業化に関するライセンス契約を締結しました。本剤は2016 年に欧州委員会(EC)より承認を取得。セルヴィエ社を通じて、本剤の販売国を拡大しています。

TAIHO PHARMA SINGAPORE PTE. LTD.

2011 年に東南アジアにおける開発・マーケティングの拠点としてTAIHO PHARMA SINGAPORE PTE. LTD.をシンガポールに設立しました。抗がん剤「ティーエスワン」(現地での製品名「TS-ONE」)、「ユーエフティ」、「フトラフール」を自販あるいは提携先を通じて販売しています。「現地スタッフの手で、現地の人々のために」をモットーに、東南アジアのがん専門医や医療関係者とよりよい信頼関係を構築しながら、各国において抗がん剤の許可申請・販売を行うことで、大鵬グループにおける「東南アジア医療のハブ」としての役割を担っています。

大鹏药品信息咨询(北京)有限公司

2008 年に中国における開発・マーケティングの拠点として大鹏药品信息咨询(北京)有限公司を設立しました。大鵬薬品が研究開発した抗がん剤の中国における許可取得、そして中国のがん専門医に対する情報提供活動を行っています。2009 年には第1号の製品として「ティーエスワン」(中国での製品名「愛斯万」)を発売し、事業展開を推進しています。

グローバルリーダー育成プログラム「Global One Academy」

大鵬薬品は、リーダーシップを発揮して、経営課題を解決できるグローバルリーダーを持続的に生み出すことを目指す大鵬グループ共通の企業内大学として、Global One Academyを2016年7月に開校し、若手社員の育成に取り組んでいます。厳正な選考を通過した受講生たちが、論理的思考による課題設定・解決スキルやコミュニケーションスキルなど、次世代リーダーとして必要なスキルについて学び、自部門の業務において実践を進めています。

大鵬ブランドの展開

大鵬薬品としてのプレゼンスを日本から世界に拡大し、グローバル市場におけるオンコロジー・カンパニーとしての認知度を高める目的でTAIHO ONCOLOGYブランドを創設しました。海外学会などにおいてTAIHO ONCOLOGYのブランドメッセージを発信し、将来を見据えた世界中の医療関係者、研究者と連携を図るオープンイノベーションを推進。世界のがん患者さんのために、より早く、より確実に世界標準となるがん治療薬の創製に励んでいます。