グローバル展開

世界の患者さんの期待に応える、真のグローバル・スペシャリティファーマへ

大鵬薬品は、日本の経口抗がん剤のパイオニアとして、これまで国内随一ともいえるエビデンスを創出し、より良い治療法の確立に貢献してきました。2000年代の初頭からは、グローバルな研究・開発を進め、米国における自社販売体制の実現やその他地域における販売網の拡大など、世界の患者さんの笑顔のために、さらなるグローバル化を積極的に推進しています。

  • Global Specialty Pharma がん領域におけるグローバルトップ10カンパニーを目指す
  • Research & Development
    パイプラインの拡充と医療機関、研究機関との連携強化により、創薬・開発のスピードアップとグローバル化を推進
  • Marketing
    米国・欧州・アジア各国とのグローバルネットワークを構築。画期的な新薬と良質な情報の提供により、世界の医療への貢献を目指す
  • Production
    米国・欧州などの国際的な水準を満たした生産体制で安全で高品質な医薬品をグローバル市場へ供給

大鵬薬品

さらなるグローバル化を見据え、グローバル本社機能を設置

大鵬薬品は世界中から信頼される機動的なスペシャリティファーマになることを目指し、国・地域・機能の違いを鳥瞰し、グローバルオペレーション全体の最適化を行うグローバル本社機能(グローバル・コア)として、2016年1月にGCCO(Global Chief Corporate Officer)およびGCMO (Global Chief Medical Officer)を任命し、GCCOオフィス、GCMOオフィスを東京本社内に設置しました。GCCOは国内外の大鵬グループ全体のコーポレート業務の最適化を図り、GCMOはグローバル全体のポートフォリオ・製品・開発戦略を立案しています。

オープンイノベーションファンドに出資 がん創薬力の強化を図る

2014年、ボストンと東京に拠点を置くRemiges Venturesが設立したオープンイノベーションファンドRemiges BioPharma Fund, LPに出資、GCMOオフィスのメンバーが同ファンドの日米クロスボーダーチームの一員となり最新の技術知見が集まる米欧のベンチャーコミュニティーとネットワークを築くことで、革新的なテクノロジーにアクセスし、また、同ファンドとの連携を通じて、目利き力のある自社人財の育成に取り組み、さらなる創薬力の強化を図ります。

TAIHO ONCOLOGY, INC.

2002年にグローバル開発拠点として、TAIHO PHARMA U.S.A., INC(現 TAIHO ONCOLOGY, INC.)を設立、「ロンサーフ」(米国での製品名「LONSURF」)の開発の進展とともに自社販売組織を立ち上げました。「ロンサーフ」は2015年に進行再発結腸・直腸がんの治療薬として米国FDAより承認を取得、米国での自社販売を開始し売上を拡大しています。

TAIHO VENTURES, LLC

2016年、カリフォルニア州にバイオベンチャーへの出資を行うコーポレートベンチャーキャピタルTAIHO VENTURES, LLCを設立。
主にがん領域において、革新的な新薬の研究開発や創薬基盤技術の開発を行っている国内外の有望なバイオベンチャーへの投資を行うとともに、大鵬薬品がこれまで経口抗がん剤のパイオニアとして培ってきたリソースを活用し、ベンチャー企業の発展を支援していきます。

TAIHO PHARMA CANADA, INC.

2016年12月、カナダにおける医薬品事業の拠点としてTAIHO PHARMA CANADA, INC.を設立しました。2017年5月にはカナダの保健医療当局に新規抗悪性腫瘍剤「LONSURF」(日本での製品名:「ロンサーフ」)の新薬承認申請を行っており、承認取得後に販売される予定です。

TAIHO PHARMA EUROPE, LTD.

2009年、欧州の開発拠点としてTAIHO PHARMA EUROPE, LTD.を設立しました。欧州では「ティーエスワン」(欧州での製品名「Teysuno」)が進行性胃がんの治療薬として2011年に承認され、現在、提携先のノルディック社(オランダ)を通じて欧州19カ国で販売中です。(2016年12月現在)
2015年6月、大鵬薬品はセルヴィエ社(仏)と欧州・その他地域(北米・アジア以外)における「ロンサーフ」(欧州での製品名「LONSURF」)の開発および商業化に関するライセンス契約を締結しました。本契約に基づき、セルヴィエ社は欧州・その他地域において、「ロンサーフ」の開発と商業化を進めています。本剤は2016年4月に欧州委員会(European Commission:EC)より承認を取得し、販売国が拡大しつつあります。
大鵬薬品は両社のパートナーシップを通じて世界の患者さんへの貢献を目指します。

大鹏药品信息咨询(北京)有限公司TAIHO PHARMA SINGAPORE PTE. LTD.

2008年に中国における開発・マーケティングの拠点として大鹏药品信息咨询(北京)有限公司、2011年に東南アジアにおける開発・マーケティングの拠点としてTAIHO PHARMA SINGAPORE PTE. LTD.を設立しました。「ティーエスワン」(現地での製品名「TS-ONE」など)をアジア10カ国・地域で、「ユーエフティ」と「フトラフール」をそれぞれ2カ国・地域で、自販あるいは提携先を通じて販売中です。(2016年12月現在)

2016年、新たなグローバルリーダー育成プログラムを開始しました

大鵬薬品は、リーダーシップを発揮して、経営課題を解決できるグローバルリーダーを持続的に生み出すことを目指す大鵬グループ共通の企業内大学として、Global One Academyを2016年7月に開校し、若手社員を対象としたジュニアコースを開始しました。厳正な選考を通過した23名の第1期生が、論理的思考による課題設定・解決スキルやコミュニケーションスキルなど、次世代リーダーとして必要なスキルについて学び、自部門の業務において実践を進めています。

大鵬ブランドの展開

大鵬薬品としてのプレゼンスを日本から世界に拡大し、グローバル市場におけるオンコロジー・カンパニーとしての認知度を高める目的でTAIHO ONCOLOGYブランドを創設しました。海外学会などにおいてTAIHO ONCOLOGYのブランドメッセージを発信し、将来を見据えた世界中の医療関係者、研究者と連携を図るオープンイノベーションを推進。世界のがん患者さんのために、より早く、より確実に世界標準となるがん治療薬の創製に励んでいます。