大鵬薬品の「人財」育成

患者さんのことを思い、自ら考え行動できる『人間力』を養う

「育薬は人を育てるところから」というのが、大鵬薬品の「人財」育成の基本方針です。大鵬薬品の社員には、医薬品に対する専門的知識や高度なスキルの習得が求められると同時に、常に情報を収集し、分析する力が必要です。また、医薬品に関わる仕事は、人の生命に向き合う仕事です。高度な知識やスキルを持っていたとしても、人を思いやる気持ちがその根底になくてはなりません。大鵬薬品では人間性を重視し、多角的な視野や創造力を持ち、新しいことにチャレンジし続ける「人財」を育成するためのさまざまな教育カリキュラムを構築しています。新入社員導入研修、MR認定試験対策に始まり、現場に配属された後も必要とされるスキル(技能)の研修を継続的に実施しています。

  • 1~10年目までの研修制度の図

医療現場で信頼されるMRを育成するために

新入社員教育をはじめ、各種研修の多くは埼玉県飯能市にある大塚グループ研修センターにおいて実施しています。特に、MR職においては公益財団法人MR認定センターが実施するMR認定試験に合格できる知識レベルが要求されるため、全員合格を目指して徹底した研修を行います。大鵬薬品では、通常、受験資格を得るために必要な教育時間数である450時間を超える研修を実施しており、高いMR認定試験の合格率を誇っています。また、経口抗がん剤のパイオニアとして、がんに特化した独自の社内MR認定制度を運用しており、がんに関する専門知識の習得のみならず、コミュニケーションスキルの向上を目指した研修を通して、医療現場で高い信頼を得られるMRの育成に努めています。

大鵬薬品独自の社内MR認定制度

毎年実施する社内MR認定試験を通して専門性や一般常識などを確認し、加えて日常業務に対する姿勢を総合的に判断した上で、以下のようなランク認定を行います。

S-CMR:スーパー
コンサルタントMR
がん薬物治療に関してコンサルティングができ、CMR・AMRを指導できるレベル。
CMR:
コンサルタントMR
がん薬物治療に関してコンサルティングができるレベル。
AMR:
アソシエイトMR
がん薬物治療に関して十分対話ができるレベル。

-CMRの声-
熱意を持ち努力すれば、誰にでもCMRになるチャンスを与えてくれる制度

【東京支店医薬二課 川原智弥】

がん患者さんのお役に立ちたい、がんを専門的に扱う大学病院やがんセンターを担当したいという思いから大鵬薬品に入社しましたが、そのような病院を担当するためには高度な知識が求められるため、自己研鑽の一環として社内MR認定制度によるCMR取得を目指しました。CMRとはコンサルタントMRの略であり、医師にコンサルティング(治療提案)できるレベルであることが求められます。文系出身のため、入社当初はCMRになれるのか不安でしたが、今ではそれを気にすることは全くなくなりました。熱意を持ち努力をすれば、CMRになるチャンスは誰にでもあることが、この制度の良いところです。
大鵬薬品には複数種類の抗がん剤や副作用対策の薬剤があるため、治療提案のしがいがあります。しかし時には自社医薬品の中止を薦めることや、他社品を含んだ治療提案を行うこともあります。重要なのは、患者さん個々に合った治療提案を行うことであり、知識のみならず強い倫理観も求められます。自分が行った治療提案により、患者さんやそのご家族が喜んでくれているという話を伺うことができた時が最も嬉しい瞬間であり、それが自社品の時はなおさらです。

TAIHO Mentorship Program

大鵬薬品では2015年から『TAIHOメンターシッププログラム』をスタートさせました。このプログラムは、優秀な先輩MRのスキル、知恵、そして高いマインドを若手MRに感じ取ってもらうことで成長を促進することを目的としています。配属後、さまざまな経験をする中で悩みが出てきやすい時期である入社3年目や、その後にがん専門施設を担当するようになる時期に、先輩から業務全般についての工夫やスキル(コミュニケーション力、交渉力など)を吸収する絶好の機会になっています。配属された支店を越えて先輩との同行が実施されることが本プログラムの特徴です。他支店の先輩から多くの刺激を受けることで、若手MRのモチベーション向上にも繋がっています。

-若手MRの声-
営業スキルやマインドなど、実践の中で多くの学びが得られるプログラム

  • 東京支店医薬二課 副島 武(3年目ホープ *1)

私はメンターシッププログラムで大宮支店宇都宮出張所の三坂主任(10年目メンター *2)に随行しました。
私の担当は文京区の開業医と病院3施設です。一方、三坂主任の担当は栃木県の大田原市、那須塩原市などの開業医と病院5施設であり、より広いエリアと件数を担当しています。私よりもフォローしなければならない施設が多い三坂主任の営業を直接見て、どのように医療関係者から信頼を得ているのかを知ることを目的として研修に参加しました。
研修の際には、前日に那須塩原入りしてまずは三坂主任お勧めの地元のお店で懇親を深めました。そして研修当日は3社の医薬品卸、5軒の開業医、3施設の病院を訪問。随行中は効率よく訪問するためのツール、面会準備の大切さ、情報提供資料の上手な活用方法を直接教わりました。また得意先で常に明るく営業を行っている姿を見て、このような雰囲気がさらに医師やメディカルスタッフを惹きつけて信頼を得ているのだと感じ、大変参考になりました。
今回のメンターシッププログラムで私は自分に足りなかった営業スキルやマインドを再認識することができ、さらに私が今後メンターとなった際には後輩へ多くの学びを与えられるMRになりたいと強く実感できた研修でした。
*1.ホープ: 若手MR、 *2.メンター: 先輩MR

各職種の研修内容

企業内大学開校(Global One Academy)

大鵬薬品の新たなグローバルリーダー育成プログラム、Global One Academy

Global One Academyは、大鵬薬品が2016年7月に設立した企業内大学です。
Global One Academyが求めている人財は、将来大鵬グループにおいてグローバルリーダーとして活躍できる人です。我々大鵬グループは、従来の国内ビジネスを中心に据えたビジネスモデルから、グローバル展開を見据えたビジネスモデルへの移行を積極的に進めており、解決すべき課題も多種多様です。
そのような中、Global One Taihoを合言葉に国を超えて文化・習慣、考え方の違いなどに柔軟に適応し、海外のメンバーやパートナー企業と共にさまざまな課題を解決するためのスキルを持ったグローバルリーダーを育成するのがGlobal One Academyです。2016年7月に開講したジュニアコースでは23歳から30歳(入学当時)の選抜メンバー23名が、第1期生として毎月、大塚グループ研修センターでグローバルリーダーに求められるリーダーシップスキル、論理的思考スキル、課題設定・解決スキルおよびコミュニケーションスキルを一年間にわたり学んでいます。また、経営層による大鵬DNAの継承、国内外ゲストによるテーラーメイドされた講演、アクティブラーニングを取り入れた独自のカリキュラム(ペアワークによるキャリア・デザイン、グループワークによるビジネス・プラン作成など)も企業内大学ならではの魅力です。
人財を、新たな価値を創出するグローバルリーダーに育て、大鵬グループの成長、そして社会へ貢献することを目的に、Global One Academyは存在し続けたいと考えます。