トップメッセージ

History of Challenges

大鵬薬品は、1963年に大塚グループの一員として創立されて以来、全社一丸となって、世界中の患者さんや消費者の皆さまに安心して使っていただける高品質な製品の提供と安全性情報の伝達に取り組んでまいりました。弊社の医薬品事業の歴史を創立当時から顧みますと、まだ経口抗がん剤が汎用されていない時代にパイオニアとして経口テガフール製剤「フトラフール」を発売(1974年)し、その後、〈効果を増強しながら安全性を高める〉という課題を解決すべく研究開発を継続、1984年発売の「ユーエフティ」(テガフール・ウラシル配合剤)により、胃がん、乳がん、大腸がん、肺がんにおける術後補助化学療法のエビデンス※1を構築してまいりました。また、1999 年発売の「ティーエスワン」(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)は、進行再発胃がんの標準治療、胃がんにおける術後補助化学療法※2の標準治療となりました。さらに、2014年に新規作用機序を有する経口抗がん剤「ロンサーフ」(トリフルリジン・チピラシル塩酸塩)を世界に先駆けて日本で発売し、2015年には大鵬グループとして初めて米国での自社販売を開始。欧州においては、提携先の仏セルヴィエ社を通じて2016年に承認を取得し、順次販売国を拡大しています。このように大鵬薬品は、世界のがん化学療法に貢献できる医薬品開発にチャレンジを続ける一方、免疫・アレルギー、泌尿器領域においても新規性のある医薬品開発に精力的に取り組んでおり、患者さんのQOL※3を向上し、さらには根治につながる新薬を創造すべくチャレンジを続けています。

また、コンシューマーヘルスケア事業においては、「チオビタ」シリーズ、「ソルマック」シリーズ、「ハルンケア」シリーズという愛情ブランドを育て上げてきました。今後も、消費者の皆さまに末永く愛していただけるユニークなブランドの創造と育成にチャレンジしてまいります。

※1 エビデンス:科学的根拠
※2 術後補助化学療法:手術後に、がんの再発や転移の危険性を減らす目的で行われる治療 
※3 QOL:Quality of Life(生活の質)

Spirit of Globalization

大鵬薬品は、世界の患者さんに製品をお届けできるよう、米国、アジア諸国に加え、欧州をはじめとするその他の地域でも、販売体制の構築に注力しています。さらに、日本のほか欧米、アジアに臨床開発の拠点を置き、数々のグローバル臨床試験を実施しています。今後も、研究部門から生み出される数々の化合物のグローバル同時開発に注力し、世界中の患者さんにいち早く新薬をお届けすることを目指してまいります。弊社の事業展開において、一番重要なのが「人財」の確保、教育、活用です。ダイバーシティ推進に取り組み、グローバルに通用する人財の育成、国籍にとらわれない優秀な人財の採用を積極的に進めてまいります。

Commitment to Compliance

大鵬薬品の企業理念「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」のもとに、私たちは法令、行動規範およびその精神を順守し、一人一人が生命関連企業に従事する者として、コンプライアンスの徹底に努めます。優れた医薬品の開発·供給を通じて、世界の人々の健康に貢献する価値ある存在であり続けられるよう、全社一丸となって業務を遂行してまいります。

代表取締役社長 小林 将之