タイホウマナビバ

タイホウマナビバは、大鵬薬品の未来にむけての改革を推進するために、2024年に稼働した自律人財育成プログラムです。
動画学習コンテンツ「Schoo」と社内ワークショップを組み合わせたプログラムには、公募式で幅広い本部・職責のメンバーが参加しています。

タイホウマナビバに込めた想い~人事部よりメッセージ~

私たち人事部は、大鵬薬品の継続的な成長にむけ、チームや部として強化が必要なことを主体的に考え、学び、実践する社員を支援しています。
タイホウマナビバは、すべての社員に『楽しく学べる場&仲間と繋がり高め合える場』を提供できるように企画しました。

参加社員はワークショップでの対話を通して、学ぶ目的を明確にしたり、新たな学びに出合ったり、学びを業務や組織課題に生かすためのアイデアを得たりと、楽しく学び合っています。学ぶ仲間が増えれば増えるほど、一人では得られない新たな学びや成長に繋がり、一人では解決できない組織課題にも取り組むことができるでしょう。

私たち人事部は、これからも社員の『成長したい』という想いを支え続けます。

プログラム参加社員の声

タイホウマナビバの第一期に参加した社員の声をお届けします。 ※所属情報は受講時点(2024年)のものです。

研究本部 化学研究所 明本 圭

明本(左)、同じ部署から参加した住山(右)

 タイホウマナビバへの応募の目的を教えてください。
「スキルアップ(ビジネススキルの向上やグローバル化への対応)および他本部とのつながりを構築したく、応募しました。」

 日々、どんなふうに学びましたか?
「お風呂後のストレッチ中など、空いている時間に動画を視聴しました。気づいた点はメモに残し仕事で実践しました。また、授業で紹介された本を購入して勉強しました。」

 タイホウマナビバに参加して、自分自身にどのような変化を感じていますか? 
学んだことにいろいろとチャレンジしています。例えば、「書類やメールは読んだときに処理し、着手しないのなら読まない」という方法を実践しています。対応すべき仕事をすぐに処理することで、生産性が向上していると感じます。また、英会話については、学んだことをオンライン英会話や海外出張の際に実践することができました。」

 これから参加を希望する方へ向けて、タイホウマナビバのおすすめポイントを教えてください。
「Schooでは、さまざまな分野の授業を視聴できます。日頃の業務で悩んでいることの解決策を見つけたい方や、さらなるスキルアップを目指したい方におすすめです。また、集合学習もあるため、さまざまな人の考え方や授業の捉え方に触れることができ、新たな気づきを得るのにも非常におすすめです。」

~上司からのコメント~
「若手研究員である明本さんが、創薬研究業務を効率的かつ効果的に進めるためには欠かせないビジネススキルに興味を持ち、自発的に学習する機会を得られたことは、タイホウマナビバの大きな魅力の一つだと思います。
タイホウマナビバでの学びが、所員たちの意識改革を促し、自己主導型の学びやチームでの協力を強化する動きにつながり、部署全体が未来にむけた変革を遂げることに、より一層力強い組織となることを期待しています。キャリアの初期段階にあり、将来的にリーダーシップを発揮したいと考えている方や一定の経験を積んでいるが、さらなる成長を目指し、プロジェクトリーダーとしての役割を果たしたいと考えている方にタイホウマナビバへの参加をおすすめしたいと思います。」

製薬技術本部 製剤生産技術部 曽我部 拓海

曽我部(中央)、同じ部署からの参加者

 タイホウマナビバへの応募の目的を教えてください。
「組織改編等々により業務効率化やビジネススキルの向上、グローバルに対応できる力などが求められるようになったため、自身のレベルアップを目的に応募しました。」

 日々、どんなふうに学びましたか?
「通勤時(ラジオ方式)やお昼休みに実施することが多かったです。同じ部署から参加した方は、ウオーキング中にも実施していたそうです。」

 タイホウマナビバの特徴である、「仲間と学び合う」ためのワークショップや集合学習はいかがでしたか?
「他部署の方を知るきっかけ(つながり)になりタイホウマナビバ学習以外にも効果的でした。また、同じような悩みでも考え方やマインドがそれぞれ違う視点で面白く勉強になりました。」

 タイホウマナビバに参加して、自分自身にどのような変化を感じていますか? 
「パワーポイントの見せ方や各Microsoftの効率化等はすぐにでも生かせることであるため、そちらは活用することができました。また、同じ部署から参加されたメンバーからは、実戦しやすい内容はすぐに試す精神になった、業務中に取り組みやすいこと(話し方、会議等)は意識するようになったと聞いています。」

 どのような方に、タイホウマナビバへの参加をおすすめしたいと思いますか?
「ビジネスマナーやスキル、PCを活用した効率化など新入社員時に学べることも多くあるため、若い頃から意識的に学習し、知見としてもっておく、試していくのが良いと思います。上記の学習内容以外にも、経営や投資・心理学等業務以外にも活用できる教材が豊富にあるため、幅広い世代で活用できると思います。」

~上司からのコメント~
「この取り組みによって、部下は自律的に学び、自己成長する機会を得るだけでなく、チーム全体のスキルセットも向上すると感じます。もの作りをしている部署として、生産技術職のわれわれの課員においてもビジネススキルなどを習得することで、既存業務の改善からグローバルな視点の醸成、そしてDXの推進に至るまで、多岐にわたる効果が得られると感じました。これらの学びは、部門全体の競争力を強化し、持続可能な成長を実現するために不可欠ですので、今後も積極的に参加を奨励したいと思います。」

医薬本部 中国四国支店 内海 孝宏

内海(右から2番目)、同じ支店からの参加者

 タイホウマナビバへの応募の目的を教えてください。
「人事部が提供しているマネジメントスキル診断を受検したところ、Planning & Control(体系構築、業務設計、業務指向管理などを行うスキル、特に目標設定、業務の把握・管理、改善、組織編成)のスコアが他領域に比較して低かったので、この部分の知識・考え方を身につけたいと考え応募しました。
私は現在課長ではありませんが、所課のメンバーに課長の目線で関わっていくことが求められていると感じていたので、学んだ内容を「組織の活性化を促す」形でアウトプットしていきたいと考えていました。また、会社全体の急速なグローバル化に対応する必要性を感じており、グローバルなものの見方や考え方として、新しい視座を持ちたいという気持ちもありました。」

 日々、どんなふうに学びましたか?
「仕事を終えて、寝るまでの間に視聴することが多かったです。また、単身赴任中なので、岡山から家族がいる自宅まで帰る移動時間にも視聴していました。基本的に1コンテンツ60分なので、じっくり聴きたいコンテンツは1.4倍速(42分)、さらっと内容が知りたいコンテンツは1.8倍速(33分)で視聴しました。じっくり学びたいコンテンツについては、重要であると感じたポイントを、メモをとりながら視聴すると、後から内容を振り返るときに便利でした。」

 タイホウマナビバの特徴である、「仲間と学び合う」ためのワークショップや集合学習はいかがでしたか?
「自身があまり関心を寄せていなかったコンテンツについて情報共有してもらえることで、自身の殻の外の情報に関心を寄せる良い機会になりました。集合学習は、チャットでさまざまなコメントが飛び交うので、コンテンツの内容に対するチャットの反応から、自身と異なる考え方や感じ方を知ることができ、多角的にコンテンツの内容を吟味することができました。」

 同じ部署で複数のメンバーが参加していましたが、そのメンバーとの交流はどうでしたか?
メンバー同士で具体的な活用状況などを共有することで、学ぶ意欲や興味関心の広がりに相乗効果があったと感じております。」

~上司からのコメント~
私自身がチームビルディングやコーチングに課題を抱える中で、このプログラムに部署メンバーとともに参加しました。 育成の一助として、部下の現状や目指す姿に合ったSchooでの講義を薦めることができれば、大鵬薬品の未来に向けての変革は加速するかもしれないと考えています。参加する前に『現在の自身の課題は何なのか』 『もっと延ばしていきたいスキルは何なのか』を明確にして臨んでいただいたほうが、閲覧するコンテンツも絞りこめ、講義の視聴にも熱が入ると思います。」