ニュースリリース

2006年09月28日
大鵬薬品工業株式会社

大鵬薬品工業株式会社 第44期決算結果のお知らせ

平成18年9月27日、大鵬薬品工業株式会社(社長:宇佐美 通)は、第44期株主総会を終了いたしました。第44期の決算(連結)は抗悪性腫瘍剤「ティーエスワンカプセル」などの伸長により、売上高1,249億円(前期比2.0%増)、経常利益275億円(前期比5.3%減)と増収であったものの、研究開発への積極的な先行投資を行ったことにより、経費増となり減益で終了いたしました。 第44期決算内容につきまして、下記の通りお知らせいたします。

※第44期(2005年7月1日~2006年6月30日)

2006年6月期連結決算

売上高 1,249億 18百万 (前期比 2.0%増)
営業利益 264億 15百万 (前期比 3.9%減)
経常利益 275億 3百万 (前期比 5.3%減)
当期純利益 170億 98百万 (前期比 6.5%減)

2006年6月期単体決算

売上高 1,236億 8百万 (前期比 2.2%増)
営業利益 258億 9百万 (前期比 4.1%減)
経常利益 268億 95百万 (前期比 5.7%減)
当期純利益 166億 99百万 (前期比 6.8%減)

各事業部別

医薬事業部

963億円 (前期比1.8%増)

「ティーエスワンカプセル」は、乳がんの効能を取得し順調に推移、還元型葉酸製剤「ユーゼル錠」も業績に寄与しました。抗悪性腫瘍剤「ユーエフティ」、尿失禁・頻尿治療剤「バップフォー錠」、アレルギー性疾患治療剤「アイピーディ」は薬価改正の影響もあり微減、H2受容体拮抗剤「プロテカジン錠」は伸長しました。なお研究開発費は283億円(12%増)でした。

医薬事業部

152億円 (前期比2.3%減)

主力品「チオビタ」ブランドが微減となりましたが、生薬配合剤「ソルマック」ブランドは伸長、外用鎮痛消炎薬「ゼノール」ブランドは「ゼノールエクサムFX」の新発売もあり4億円の売上となりました。

国際事業部

119億円 (前期比15.1%増)

米国のワイス社へ抗生物質原薬「タゾバクタム」を導出しています。これを主原料とした注射用抗生物質製剤「タゾシン」が、世界での売り上げ1000億円を突破し、注射用抗生物質製剤として全世界でNO.1ブランドに成長しました。また、抗悪性腫瘍剤「ユーエフティ」、尿失禁・頻尿治療剤「バップフォー」の販売も順調に推移しました。

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