ニュースリリース

2006年10月13日
大鵬薬品工業株式会社

胃がん手術症例を対象としたTS-1臨床試験に関するお知らせ

胃がんの手術症例1,059名を対象とした臨床試験(ACTS-GC)において、「試験調整委員会」と大鵬薬品工業株式会社(社長:宇佐美 通)は、第三者機関である「効果・安全性評価委員会」の勧告を受け入れることとしました。

ACTS-GC:Adjuvant Chemotherapy Trial of TS-1 for Gastric Cancer

「効果・安全性評価委員会」の勧告とは、中間解析において、手術後の代謝拮抗剤ティーエスワンRカプセル(以下TS-1)投与の有効性が認められたため、試験を中止し、現時点で一斉の追跡調査を実施した後に解析結果を公表するようにというものです。

本試験は、全国の100以上の医療機関が参加し、StageII、IIIの胃がんを治癒切除された患者さんを対象として、手術のみの群と手術後TS-1を服薬する群に無作為に割り付けて比較するものです。評価項目は全生存期間、無再発生存期間およびTS-1投与の安全性としています。 本試験の解析結果は、今後開催されるがん関連の学会で発表される予定です。

TS-1について

TS-1は、5-FUのプロドラッグであるテガフール(FT)に、5-FUの分解酵素阻害剤ギメラシル(CDHP)とリン酸化阻害剤オテラシルカリウム(Oxo)を配合した経口抗癌剤です。 現在、日本国内では胃癌、結腸・直腸癌、頭頸部癌、非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌、膵癌の適応症で使用されています。海外での開発状況は、欧州、米国、その他の国において、第III相試験が進行中です。

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。