研究本部

つくばエリア

世界の患者さんのために基礎研究を推進して
独創的な新薬候補化合物を創製する

研究本部(つくばエリア)では、がん、免疫・アレルギー、泌尿器の重点3領域において、優れた薬効を示し、かつ安全性の高い自社オリジナルの新薬候補化合物の創製に挑戦しています。グローバルな視点から分析した医療ニーズに基づいて、化学、生物、インフォマティクス、分子設計、薬物動態、天然物を利用した創薬など、各専門分野の知識や経験を有する研究員が連携を図りながら、その力を融合させて創薬研究を進めています。また、創薬基盤技術の整備拡充にも積極的に取り組むとともに、自社技術を補完するために国内外の外部研究施設との連携を推進して創薬活動を加速しています。国際的エキスパートとのディスカッションも実施しており、これら外部との連携を通して、研究の質の向上や国際的な感覚を持つ「人財」の育成にも積極的に取り組んでいます。

がん領域において

がん分野のスペシャリティファーマとして多様なメカニズムを持つ抗がん剤の創出に取り組んでいます。がん代謝分野においては、これまで培ってきた代謝拮抗剤における豊富な知識と知見を基に、新しい作用機序で、有用性の高い抗がん剤を目指した創薬研究を遂行しています。分子標的薬分野では、がんの性質を分子レベルで探索し、メディシナルケミストリー、バイオマーカー研究を連携させることにより、特定のがんに対して特異的に効果を示し、安全性の高い新しい抗がん剤の創製を目指しています。がん免疫分野においては、独自の基盤技術研究を進めながら、独創的な抗がん剤の創製に取り組んでいます。

免疫・アレルギー、泌尿器領域において

将来の医療ニーズを捉え、今まで治療困難であった自己免疫疾患などの難治性領域や、高齢化社会においてニーズが高まる泌尿器領域について独創的な治療薬創製を推進しています。病態の多様なメカニズムを解析することで作用ターゲットを探索し、革新的な創薬基盤技術を駆使することで創薬研究にチャレンジしています。

各研究所、部門がシームレスに連携を取りながら研究を進めています。外部アカデミアとの連携、オープンイノベーションも積極的に推進しています。

大鵬薬品の未来を担う創薬の拠点

大鵬薬品の研究本部(つくばエリア)は、約300に及ぶ研究機関・企業が集まる日本最大の学園都市である茨城県つくば市に所在し、シーズ探索から前臨床試験に入る候補化合物の絞り込みまでのプロセスを遂行する、大鵬薬品の未来を担う創薬の拠点です。コミュニケーションがとりやすいよう設計された居室、日本百名山の一つである名峰「筑波山」を正面に望む、明るく開放的な吹き抜けのカフェテリア、グラウンドやテニスコート、事業所内保育所など充実した設備や施設を備え、研究員がライフワークバランスを大切にしながら能力を発揮できる職場づくりに力を入れています。充実した研究環境のもと、200名を超える研究員たちがアンメットメディカルニーズを充足する大鵬薬品オリジナルの新薬を世に出すべく、日々研究に取り組んでいます。

  • 毎月開催する報告会では、各研究テーマの担当者が研究の進捗状況について報告。活発な質疑応答が交わされます。
  • 高さ18mの吹き抜け天井がある広々とした社員食堂からは筑波山を望むことができます。
  • 春には桜の大木が満開になります。
  • 敷地内に事業所内保育所を完備し、子育てしながら安心して働くことができる環境を整えています。
  • 昼休みにグラウンドで体を動かしたり、卓球でリフレッシュする人たちも。

徳島エリア

新薬候補化合物の有効性と安全性を評価し
臨床研究へ橋渡しする

創薬研究で見出された新規化合物は、動物や細胞などを用いた前臨床試験でヒトでの効果と副作用を予測判断した後、ヒト臨床試験で医療上の有効性と安全性を検証し、治療に貢献できる薬となります。これら医薬品の安全性、有効性、品質を明らかにする試験は、さまざまなガイドラインや基準が規制当局から示され、それらに適合する試験施設で実施します。徳島エリアでは、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構など当局への医薬品製造販売承認申請に必要な試験をGLP基準に則って実施し、信頼性の高いデータを構築しています。また、これまで培ってきた臨床担当医師との強い信頼関係を生かし、医療現場とタイアップを図りながら市販後の薬の効能拡大、適正使用推進のための研究を行っています。

※GLP:Good Laboratory Practice(医薬品の安全性に関する前臨床試験の実施基準)