生物多様性への取り組み

大鵬薬品は、生物多様性への取り組みとして、大塚グループの生物多様性指針に基づき活動を行っています。

大塚グループ生物多様性指針

基本的な考え方

大塚グループは、地球に住む大自然の一員として、命のすばらしさに感謝し、
自然がもたらす恩恵を未来につなぎ、世界に広げていきます。

活動指針

1.事業活動と生物多様性の関わりについて、理解を深めます。

2.生物多様性に影響を与える、事業活動に伴う環境負荷の低減に努めます。

3.国際的な取り決めに則った、生態系サービスを含む資源の持続可能な利用、

 遺伝資源の公正かつ衡平な配分に努めます。

4.国内外におけるステークホルダーとコミュニケーションを図りつつ、

 連携・協力して、生物多様性保全に取り組みます。

5.生物多様性に関する社会の意識醸成に貢献します。

水の使用量・排水量について

大鵬薬品は、「チオビタシリーズ」などの製品の原料や、冷却水、洗浄水などの用途で水を使用しています。水についても、限られた重要な資源と考え積極的に節水に取り組んでいます。

2016年水使用量・排水量

  • 2015年度水使用量・排水量

工場排水を利用したビオトープ

大鵬薬品岡山工場は、敷地内に全国でも珍しい100%排水直管式ビオトープを設置しています。岡山工場で製造している「チオビタドリンクシリーズ」で使うガラスびんの洗浄・滅菌には、1日に約100トンの洗浄水(精製水)と冷却水(水道水と同等以上の水質)が使われています。しかし、洗浄水と冷却水は純度が高すぎるために自然環境になじまず、また最高到達温度が約40度と温かくなるため、すべて下水処理場へ排出されていました。

きれいな水を無駄に捨てないため、解決策として設置されたのがビオトープです。自然を再現したビオトープの水路に排水を流すことで、生物がすみやすい有機に富んだ水に変え、同時に外気温まで水温を下げて海へ放出しています。今では、ビオトープの小川にはメダカをはじめとする淡水魚が繁殖し、水辺には季節の花が咲き、昆虫や野鳥も飛来します。さらには、有機に富んだ水が海域へ放出されることで、周辺の干潟や海の生態系にも良い影響が出はじめています。

ビオトープは2011年3月29日のオープン以来、地域の小学生の社会科見学などに利用されています。2016年は712人の見学者が訪れ、瀬戸内海の豊かな自然と自然保護の大切さを伝えています。また地域の方々と協力して、周辺河川や海岸の掃除などの活動も行っています。

  • 地域の子どもなど多数の見学者が訪れている
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