本社と現場をつなぐ、
医療戦略の“架け橋”になる
2023年新卒入社田村 夏希
がんという課題に、情報で挑む。薬を“生かす”学術の仕事
大学は薬学部で学び分析化学の研究室に所属していました。就職活動では品質管理を志す仲間が多い中、私は薬そのものや情報に興味を持ち、学術の道に進むことを決めました。その中でも、高校時代に幼なじみが脳腫瘍を患った経験から、「がん治療に貢献したい」という強い想いがありました。大鵬の抗がん剤メーカーとしての実績と、未来へ挑戦していく姿勢に惹かれました。さらに面接を通じて感じた「人の良さ」と、自然体で話せる安心感が最終的な入社の決め手になりました。
※所属はインタビュー当時のものです
本社と現場をつなぐ、医療戦略のキーパーソン
私は現在、西日本学術課に所属し、福岡を拠点に九州全体を担当しています。主な業務は、肺がん領域に関する医薬品情報の提供とエリアマーケティングの企画・実行です。医師への情報提供や講演会の企画に加え、MRと同行して医療現場に訪問することも多くあります。また、KOLと呼ばれる医師との情報収集や情報提供を行う面談への同行も大事にしています。
学術は、自社製品に限らず競合品や疾患領域全体の情報を把握し、より適切な治療選択を提案する役割も担います。また、本社の医薬企画部やマーケティング部と連携しながら、全国的な施策とエリアの実情を組み合わせた戦略づくりも行っています。言い換えれば、本社と現場の架け橋のような存在です。
チームは領域別に分かれており、他領域の学術とも情報を共有しながら、地域の医療をよりよい方向へ導けるよう日々活動しています。業務は幅広いですが、その分、大きなやりがいと成長の実感があります。
新しい知見が刺激になる。医療現場と戦略の間で動く
私がこの仕事を面白いと感じる理由の一つは、新しいことを常に知れることです。医療や製品情報のアップデートは速く、日々新しい知見に触れられる環境に刺激を感じています。学生時代から数値やデータに興味があり、それを実際の現場に近い位置でより深く学べるのは、非常にやりがいがあります。
また、学術の立ち位置のユニークさも魅力のひとつです。MRやマーケティングと連携しながら、それぞれの役割の“間”に立ち、全体像を理解しつつ現場に根ざした視点で行動できるのは、学術ならではの醍醐味です。
学術の最大の魅力は、さまざまな人と関わり、幅広い業務に携わる中で、自分の専門性を活かしつつ医療現場に貢献できるという点だと思っています。
患者さんのために、問いと知識で寄り添う
私はこの仕事をする上で、「それが患者さんのためになるかどうか」を一番大切にしています。どんな業務も、その先に患者さんの存在があると実感できなければ意味がないと思っています。あわせて、変化の激しい医療の世界では「学び続ける姿勢」も欠かせません。専門知識を深めるのはもちろん、新しい情報や治療の進化にも置いていかれないよう、粘り強く努力しています。
また、学術として日々意識しているのが“質問力”です。医師との面談では、ただ情報提供をするだけでなく、治療方針やニーズを深く理解するための問いかけが求められます。MRと異なり、学術は地方全体が担当範囲であるため幅広いご意見を伺う機会が多く、自社製品だけでなく疾患領域全体や他社の製品についても理解を深めることでより本質的な質問ができるのが学術の特徴です。そうした対話を通じて、治療のパートナーとして信頼される存在でありたいと思っています。
幅広い知識に興味を持ち、粘り強く学び続けられる人が向いています。学術の業務は複数領域にまたがり、資料作成から戦略検討、現場対応まで多岐に渡ります。そのため、一つのテーマに集中しつつも、柔軟に思考を広げられる力が必要です。
MRは自ら医師の前に立ち、製品を紹介・提案する「現場の最前線」。学術は、そうした現場の活動を情報や戦略で支える「縁の下の力持ち」です。目立つポジションではありませんが、専門性を活かしてチーム全体の成果に貢献できるのが魅力です。
学術の視点を武器に、もっと先のフェーズへ
今後は、具体的に「これがしたい」とまだ定まっているわけではないのですが、英語を使って仕事ができるようになることを目標にしています。現在は論文を読む場面が中心ですが、学会や今後のグローバル展開を見据えても英語力は必要不可欠だと感じています。特に興味があるのは学術の先輩が多く在籍する事業開発などの薬が薬となる前の業務です。上市前の製品に関わる戦略的な場面で、自分の知識や経験を活かしてみたいという想いがあります。学術で培った広い視点を、さらに先のステージでも発揮できるよう、日々成長を続けていきたいと考えています。
学術で広げる“自分の可能性”
がん領域に興味があって、知的好奇心が旺盛な人には、学術は本当におすすめです。特に大鵬では、がんに特化して専門性を深められる環境が整っており、情報の深掘りや広い視野を持って働くことができます。業務の幅がとても広く、さまざまな領域を扱いながら、人との関わりや調整業務も多いので、好奇心がある人にとっては毎日が学びと刺激にあふれています。
以前の部長から「学術にいた人はどこにでも行ける」と言われたことがありますが、まさにその通りだと思います。知識だけでなく、調整力や現場感覚も養えるこの経験は、きっとどんなキャリアにも活かせるはずです。
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