仕事・社員紹介

医薬本部関東第二支店※所属はインタビュー当時のものです

ただの営業じゃない。
医療の未来を動かす情報のプロになる

2019年新卒入社山本 翔也

学生時代・就職活動

「誰かの力になりたい」その気持ちがMRへの一歩に

大学では、陸上部の主将として箱根駅伝を目指し、早朝から練習、講義、研究をこなす中で、ボランティア活動にも積極的に関わり、多様な経験を積んできました。
就職活動では、薬学とビジネスの両面を活かせるMRに関心を持ちました。特にオンコロジー領域に注目し、がんという大きな社会課題に対し、より深く貢献したいと感じました。なかでも大鵬は、術後から再発、治療までを包括的に支える製品力があり、1人の患者さんに長く関われる点に魅力を感じました。面接では「個人の成果」よりも「チームで何を成し遂げたか」が問われ、チームで支え合う風土があると感じたことが、入社を決めた理由の一つです。

※所属はインタビュー当時のものです

わたしの業務内容

課題を見つけ、想いを届ける、MRの仕事の本質

入社後は新潟県長岡市に配属になり、最初は開業医を中心にアレルギー領域の製品を担当しました。当時は、新しい環境で不安に思うところもありましたが、自分の知識と実績を積み重ねることができ、2年目には念願だったオンコロジー領域の病院を担当することができました。その後はエリアでも重要な施設を担当することになり、チーム全体を見渡しながら課題解決に取り組むようになりました。
MRの仕事は単なる営業ではなく、医師やその他医療従事者への情報提供が主な役割です。特にコロナ以降は1回の面談に対する準備の重要性が高まり、事前の調査や戦略立案が欠かせません。また、医師の課題に対するアプローチだけでなく、薬剤師や看護師など、医療チーム全体への働きかけも求められます。課題を多角的に抽出し、丁寧に解決策を提案していくことが大事です。
また、大切にしているのは「バトンをつなぐ」意識。研究・開発・製造と、多くの人たちの想いが込められた製品を、私たちMRが医師へと届ける。そして患者やその家族の笑顔に満ちた毎日が続くように、MRとしての役割を誇りに思いながら、日々活動を続けています。

仕事のココが面白い

挑戦の先に待つ達成感。若手にも扉が開かれる場所

大鵬のMRは、年齢に関係なく、国内外の学会や他部署間の研修、海外研修にチャレンジできる環境があります。私もMRとしての取り組みや活動が実を結び、海外研修への参加が決まりました。入社歴に関わらず、手を挙げて頑張った人にこそチャンスは巡ってくる、それがこの会社の魅力だと思います。
業務面で感じる面白さは、思い通りにいかない9割の中に、1割の成果を見つけられたときの達成感です。かつて、新薬の院内採用を目指して粘り強く活動していたとき、何年も時間をかけて課題を一つずつクリアしていった結果、採用決定の報告を受けた瞬間は、本当に感動しました。努力が形になるこの瞬間が、MRとしてのやりがいの真骨頂です。
患者さんと直接、言葉を交わすことはありませんが、医師や薬剤師から「この薬で救われた」という声を聞くたびに、確かに自分の仕事は患者さんの役に立っていると実感できます。自分の提案が、医療現場の未来につながっていく、この連続が今の私の原動力です。

仕事をする上で大切にしていること

患者さんの未来を背負う責任と、あきらめない姿勢

日々意識しているのは、「患者さんとその家族の未来を預かっている」という責任感です。どんな製品をどんなふうに届けるか、それは単なる営業行為ではなく、一人ひとりの生活に関わる大きな使命だと考えています。
そのうえで大切にしているのが、“挑戦する姿勢”です。新薬の発売時に「採用が難しい」と言われた時もありました。医師やその他の医療従事者の課題を見つけ出し解決するために製品の適切な情報提供を行うことで、患者の元に製品を届けることができた経験もあります。
簡単に「不可能なこと」と決めつけず、一つでも多くの可能性を模索し続ける。それが患者さんの利益につながり、自分自身の成長にもつながると信じています。

1週間の仕事の流れを教えてください

教えて先輩! 一問一答

  • MRはなくなる職業と聞きましたが、本当に将来なくなりますか?

    なくなりません。けれど、“誰でもできる仕事”ではなくなっていくと思います。
    たしかにMRの数は減少傾向にあります。でも、それは「不要」なのではなく「適正な人数に絞られていく」ということ。知識と専門性を持ち、正しい情報を届けられるMRは、これからの医療現場でますます価値を持ちます。大鵬では、その力を育てる教育体制がしっかり整っているので安心してください。

  • 入社前後でMRの仕事でギャップはありましたか?

    思っていたより、ずっと“考える力が求められる仕事”でした。
    入社前は“営業=根性と勢い”というイメージを持っていましたが、実際は真逆でした。今のMRはロジカルに戦略を立て、学術的な根拠に基づいて提案する仕事。いわば「戦略×知識×信頼関係」のハイブリッド職種です。想像以上に頭も使いますが、その分、やりがいも大きいです。

  • MRはずっと同じMRの仕事を続けるんですか?

    キャリアの選択肢は複数あります。
    正直、私も「ずっとMRだけ?」と不安に思っていました。でも、大鵬には「キャリアデザインシート」というものがあり、自分のキャリアについて上司と対話し今後のキャリアについて考える機会もあります。また、医薬本部のMRから様々な部署で活躍している社員もいます。変化のある時代だからこそ、自らトライし続けることで、キャリアの扉はどんどん開いていくと思います。

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今後の目標

現場力を磨いて、次のステージへ。現実と理想をつなぐキャリアを描く

私はMRとしての現場の活動に誇りを持って活動しています。知識や経験も至らない点が多く、大学病院やがんセンター等でよりオンコロジー領域の専門性を高めたい思いがあります。より、専門的でエリア全体の課題を解決する機会が増えることで、自分の成長にも大きくつながるはず。そうした現場での経験を積んだうえで、高い視座で、現場と向き合える仕事、マーケティング部や医薬企画部など、営業戦略に携わることのできるキャリアに挑戦したいと思います。現場の声を知っている上で、より実践的で的確な施策を届けられる、そんな橋渡しの役割を果たしたいです。

求職者へのメッセージ

選ばれるMRになるために、いま何を学ぶかが未来を変える

就職活動中、「MRは将来なくなるかもしれない」「専門領域って難しそう」と不安を感じる人も多いかもしれません。実際、私もそうでした。でも、大鵬に入ってみて、今ははっきりと言えます。MRはなくなりません。むしろ、これからは“選ばれるMR”が生き残る時代です。
そのためには、確かな知識と、医師の信頼に応えられる専門性が欠かせません。大鵬には、そうした力を身につけるための独自の教育システムが整っており、基礎から実践までしっかりと成長を支えてくれます。
変化の時代だからこそ、大切なのは“必要とされる存在”になること。大鵬は、それを本気で目指せる会社です。あなたの挑戦を、ぜひここから始めてください。

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