仕事・社員紹介

医薬本部東海支店※所属はインタビュー当時のものです

“楽しそう”から始まった、
命を支えるキャリア

2015年新卒入社加藤 朱里彩

学生時代・就職活動

“楽しそう”から始まった、私のキャリアの選択肢

大学時代は農学部で応用生物化学を専攻し、食品やビタミン、食中毒などに関する研究に取り組んでいました。当初は食品業界や化粧品業界を志望していましたが、製薬業界に進んだ先輩から仕事の話を聞いたことをきっかけに、製薬にも興味を持つように。自身がアトピーを患い、薬によって生活の質が大きく改善された経験も、製薬業界への志望を後押ししました。就職活動では多くの企業を受ける中、大鵬に惹かれた決め手は「人の温かさ」。ユニークな選考方式で社員と自然に話せる機会があり、製薬の知識がない自分でも安心して挑戦できそうだとフィーリングあり、入社を決意しました。

※所属はインタビュー当時のものです

わたしの業務内容

知識と対話で、現場と会社を支える最前線の仕事

MRの仕事のイメージは、「営業」や「ノルマがある」といったものを思い浮かべる方が多いかもしれません。確かに売上は重要ですが、実際の役割はそれだけではありません。私たちMRは、薬を正しく安全に使ってもらうための情報を医療現場に届ける役割を担っています。特に私が扱う抗がん剤は、情報の正確さが患者さんの命に直結するため、大きな責任を感じながら日々業務に取り組んでいます。情報提供の相手は医師や薬剤師だけでなく、医薬品を届ける卸業者の方々とも連携します。現場に必要な情報を整理し、各所と密に連携を取りながら、日々の医療活動を支えるのが私たちの仕事です。また、医師のニーズを引き出し、ともに患者さんの最善の治療ために行動できるような関係性を築くことも重要です。そのためには、まずはコンプライアンスなどのルールをしっかり把握すること、そして幅広く知識を得ることが必要になります。私は、MRは会社の中でも極めて重要なポジションだと考えています。大鵬薬品が大切にしている「Patient Centricity」を実践する中で、MRは患者さんの一番近くで声を聞くことができます。現場での活動は、患者さんの将来にも影響を与えられると思っています。

仕事のココが面白い

“誰かの未来”に、確かな情報で寄り添える仕事

MRとして働く中で最もやりがいを感じるのは、「届けた情報が誰かの生活や未来を支えている」と実感できる瞬間です。私が扱う抗がん剤は、患者さんの命に関わる医薬品です。その情報を正しく伝えることは、まさに医療の一端を担う責任ある行為です。医師から「あなたが教えてくれた情報で、より良い治療ができた」と言われたときは、本当にこの仕事をしていて良かったと感じました。
また、この仕事の面白さは、日進月歩で進化するがん治療の知識を追いかけ、現場で実践に活かせる点にもあります。昨日の常識が、今日はもう古くなっている、そんなスピード感の中で、どんな情報が患者さんの役立つかを常に考え、学び、届ける。その積み重ねが、専門性として自分に返ってくる感覚があります。
学生時代に薬学を学んだわけではなく、知識に不安があった私を支えてくれたのが、大鵬の充実した研修体制でした。入社後には集中研修の場が用意されており、医療の基礎知識から抗がん剤の仕組みまで、しっかりと学べる時間がありました。今では若手向けの勉強会やチームでの知識共有の場も豊富にあり、常に成長を支えてくれる環境が整っています。
自分の成長が誰かの命に届く力になる、そんな感覚が、何よりのモチベーションになっています。

仕事をする上で大切にしていること

「スピード」と「観察力」が信頼を築く鍵に

MRとして私が大切にしているのは、相手のニーズを的確に汲み取る観察力と、それに応えるスピードです。医師との面談では、何を求めているのかをすぐに明言してもらえるとは限りません。だからこそ、こちらから問いを重ねて引き出す力、そしてそこから仮説を立てて対話を深めていく力が必要になります。先生のニーズの奥には、患者さんのニーズがあり、そこを解決できてこそMRとしての仕事が成り立つと思っています。
また、医療現場は日々目まぐるしく変化する環境で、依頼や質問に対する迅速な対応が求められます。その中で、先生から必要と思っていただける存在になることが、信頼構築の第一歩だと思っています。
準備と仮説思考、そして正確なレスポンス。それらの積み重ねが、医療従事者との信頼関係を生み、やがては治療の一助につながると信じています。

1週間の仕事の流れを教えてください

教えて先輩! 一問一答

  • 有給休暇は取りやすいですか?

    とても取りやすいです。遠慮せずに取得できます。有給取得率は80%を目標にしていて、実際に「今日は誰々が休み」なんて日常的にあります。適度にリフレッシュしながらメリハリをつけて仕事に取り組むことを会社としても推奨しています。

  • 薬学部出身じゃなくても大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です。知識がなくても、教育制度がしっかりしているので安心です。薬学部ではない社員も多く活躍していますし、入社後にしっかり学べる環境があります。

ココがオススメ!大鵬薬品を選ぶ理由 1minショートムービーでお届けする大鵬薬品の魅力

今後の目標

スペシャリストのその先へ、支える喜びを、キャリアの軸に

私の目標はMRのスペシャリストになることです。その先には、MRに限らない本社業務や人事など、広いフィールドで活躍したいという想いがあります。特に「先輩から学んだことを後輩に返す」という大鵬の文化が私に根付いているので、誰かをサポートする役割に強く惹かれています。将来は、社員のサポートに関わる業務にも携わっていけたらと考えています。

求職者へのメッセージ

「いつもを、いつまでも。」を大切にする仕事、大鵬のMR

医師だけでなく病院薬剤師や看護師、保険薬剤師などとも深く関わり、地域医療をトータルで支え、特定の領域に縛られず、幅広い知識と視点で医療現場に、そして患者さんのいつも通りの生活に貢献できるのが大鵬のMRの魅力です。一つの枠にとらわれず、より広く、より深く、医療を支えたい方にこそ、大鵬のMRという仕事を知ってほしいです。

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